これまで海外旅行を10回、20カ国以上行ってきた経験を踏まえて、他のサイトにはあまり載っていない旅行中のトラブルを防ぐために必要な準備物を7個紹介します。
準備すべきもの7選
現地での出費に備える
2枚以上のクレジットカード
VISAやMastercardを持っていても、決済端末の不具合などで現地でショッピングやキャッシング時に使えないことがしばしばあります。
特に海外旅行費用をカードで決済する人が多く、限度額に達してしまうと現地で困ることに。。
クレジットカードには海外旅行保険が付帯していたり、タッチ決済機能があれば切符を買わなくても現地のバスや電車に乗れるため、必ずクレジットカードは2枚以上作成して持っていきましょう。
クレジットカードの特典で海外のラウンジを使えるものがあるので、詳しくは下記をご覧ください。
<クレジットカード紹介>
現地用の財布(できるだけ地味なもの)
海外に行くといまだに日本人がカモ扱いされて、スリやひったくりの被害に遭うことが少なくありません。
特にブランドものの財布を使っていると狙われやすくなるので、目立ちにくい地味な財布を持っていきましょう。
防犯上の理由以外にも、日本円と分けて管理できるので、現地で支払い時にどの国の通貨かわからなくなってしまわないのでオススメです。
パスポート紛失に備える
海外旅行中のトラブルで一番困るのは「パスポートの紛失・盗難」です。
特にひとり旅の場合は、すべてのトラブルを自分で解決していかなければならず、海外旅行保険に入っていたとしてもパスポートの再発行は自身で手続きを行う必要があります。
実際に私の周りで旅行中にパスポートをなくした人がいたのでその事例をもとに紹介します。
本籍地が載っている住民票
帰国のための渡航書(≒海外から日本への帰国時のみ有効な特別なパスポート)の発行する際に
「日本国籍(つまり本籍地)があることを確認できる書類」があれば、大使館・総領事館でスムーズに帰国のための渡航書を発行してもらえます。
(帰国のための渡航書を申請する場合)
・渡航書発給申請書 1通6か月以内に発行された戸籍謄本又は抄本(原本) 1通
又は日本国籍があることを確認できる書類
・6か月以内に撮影された顔写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル) 1葉
・その他日程等が確認できる書類
(手数料 – 大使館・総領事館にて要確認)
本来は戸籍謄本または抄本の原本があればいいのですが、発行までに時間がかかるため、マイナンバーカードのコンビニ交付ですぐに受け取れる「本籍地が載っている住民票」を海外旅行時に持っていくことをお勧めします。
証明写真
上記本籍地情報が入った住民票と同様、帰国のための渡航証を発行するために証明写真は必須です。
海外で証明写真を撮れる場所は少なく費用も高いので、出国前に証明写真を準備しておくことをお勧めします。
6か月以内に撮影された顔写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル) 1葉
外務省 海外安全ホームページ パスポートについて
パスポートコピー
パスポート紛失時にはパスポートの紛失(焼失)届出が必要になります。
その際元々持っているパスポート情報があると、すぐに届出を提出できるのであらかじめパスポートのコピーを準備しておきましょう。
現地での怪我・病気に備える
海外旅行保険者証(紙)
最近はメールなどでスマホで届く海外旅行保険証が多いですが、実際に怪我や病気になって病院に行く際に自分のスマホから海外旅行保険証を探し出して、現地の病院スタッフに提示することは極めて難しいです。
紙の保険者証であれば英語でも表記されており、現地スタッフもすぐに理解できるのでキャッシュレス治療(自分で立替不要)をすぐに受けることができます。
めんどくさくても紙の海外旅行保険者証を持っていきましょう。
スマホの紛失・盗難・故障に備える
Wi-Fiを使える予備のスマホまたはタブレット
スマホは常に紛失や盗難の危険があります。(特に新しいiPhoneは転売価格が高いのでどの国でも狙われやすいです)
また現地にいる時に限って誤って落としてしまうなどで故障し使えなくなる場合があります。
そのため特にひとり旅をしようとしている人は古いスマホでも、サブで使っているタブレットでもいいのでWi-Fiを使える電子端末は必ず持参しましょう。
その他、必要な持ち物
この他の一般的な持ち物は他サイトで多数紹介されていますので、
海外旅行 持ち物チェックリスト
で検索してみてください。
以上

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